初心者向けの登山・アウトドア等に役立つ情報を提供して行きます。
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前回に引き続き、山に住んでいる生き物との遭遇を取り上げます。
今回は、ヘビです。
普段、山歩きではなかなかヘビに出会うことは無いかもしれません。
ヘビは基本的に茂みの中にいるので、登山道にいることはまれです。
たまにひなたぼっこしていることもありますが、人に気が付くと、
さっと隠れます。
気をつけて欲しいのが、草むらや岩場に入って行く時です。
人もヘビも互いに気が付かず、ヘビを踏んだり握ったりしてしまった
時に良く噛まれています。
足を噛まれる場合は膝下が多いので、長靴を履いていれば噛まれても
ほぼ無傷です。
キジ撃ちやお花摘み(トイレの意味です)に行く時には、ヘビに注意
して、やや大げさなくらいにガサガサして行くのが良いでしょう。
ちなみに日本の陸上に生息しているヘビのうち、有毒なのは、
マムシ、ハブ、ヤマカガシの3種です。
マムシやハブは、目前で遭遇すると反射的に攻撃してくるので危険で
す。
一方、ヤマカガシは、無理に捕まえようとしない限り、ほとんど噛み
ません。
私は幸いヘビに噛まれた事が無いのですが、噛まれると重い後遺症が
残ることもあると聞いています。
山登りだけで無く、田畑の草刈りなどもご安全に!
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何回か、山に住んでいる生き物との遭遇を取り上げます。
今回は、クマです。
北海道のヒグマは遭遇経験が無いので、本州以南のツキノワグマにつ
いてです。
良く秋になると、クマに遭遇して死傷する話がありますが、本来クマ
は積極的に人を襲う動物ではありません。
クマも人間から逃げたいので、一撃食らわせて、ひるんだ所を逃げよ
うとしているのです。
ですから、積極的にヒトの存在をアピールしてクマに気づかせてやっ
てください。
人が多い山なら、話しながら行けばまず大丈夫です。
人が少ない山なら、鈴など音が鳴る物を身につけて行きましょう。
沢の水音が大きい場所や、エサを食べるのに夢中なクマは気づかない
事もありますので、大きめの音が出る物が良いです。
とにかく、クマの至近距離に行かないことが原則です。
かつて、クマが食事をしている木の下を通ってしまったことがありま
す。
本来いけないとされていますが、衝動的に走って逃げてしまいました。
幸い追いかけて来ず、事なきを得ましたが、鉢合わせしないことが一
番ですね。
何度か山に登ると、登山道に鎖やロープが渡してある場所に出会うと
思います。
今回はその時の心得です。
鎖やロープがあると、ついつい力一杯引っ張りながら上り下りしてし
まうと思いますが、実は良く有りません。
力一杯に持ってしまうと、かえってバランスを崩しやすく不安定な動
きとなるからです。
基本は自分の手足で登ることとし、鎖やロープは軽く持つ方が結局は
疲労を緩和することになります。
また、同様にハシゴも身体を引きつけすぎてはいけません。
自分の足場が確認できるよう、身体も気持ちもリラックスさせて上り
下りましょう。
私も、やや高所恐怖症なので、ついつい鎖やハシゴを登る時に力が
入ってしまいます。
その時は、気持ちを落ち着かせるために、足下をよく見て確認しつつ
登ります。リラックスできていないと、腕ばかりに気が行ってしまい
危険ですよ。
山登りの服装とも関係ありますが、山と町の気温差はどの位か知って
いますか?
標高が100m上昇すると、0.6度下がります。
例えば、普段標高100mの町に住んでいる人が標高3000mまで登ると、
単純に17.4度下がります(実際には、内陸性・海岸性などの気候変動
もあります)。
この場合、町の気温が30度だったら、山上の気温は12.6度です。真夏
と晩秋位の差がでてきます。
車で一気に標高を上げられる山は、うっかり薄着で行ってしまうこと
が多いと聞いています。
「標高が100m上昇すると、0.6度気温が下がる」を忘れずに!
私の経験談ですが、昔、美ヶ原高原に仕事で行きました。
ふもとで打ち合わせした後に、美ヶ原に下見に行ったのですが、あまり
の寒さにびっくりしました(季節は夏です)。
車で簡単に行けますが、標高2000mですもんね。
車で簡単に行けますが、標高2000mですもんね。
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