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山岳遭難は、経験論で語られがちです。

「最近の登山事故の傾向は・・・」「組織に加入していない登山者の無謀な計画が・・・」

などと言われていますが、多くは、その人の経験に基づいています。

その経験論からの脱却を目指して、長年警察に蓄積されていた山岳遭難の記録をもとに、遭難の理由を分析した書籍です。

こんなにデータを元に分析している登山関係の本は、これ以外に見たことがありません。

経験的に言われている「魔の2時」は実際の事故件数と比較してどうなのか?「道迷い」が発端となる事故はどの位の割合なのか?

また、年代別、男女別などの分析による鋭い切り口で、遭難理由を明らかにしてゆきます。

さらに、方向音痴が「道迷い」を防ぐための、PLP法の習得についても述べられています。


やや教科書みたいな本ですので取っつきにくいかもしれませんが、データ解析や実験が好きな方におすすめします。


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