初心者向けの登山・アウトドア等に役立つ情報を提供して行きます。
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梅雨まっただ中ですね(こちらは兵庫県の瀬戸内海地域です)。
私の住んでいる地域は、普段そんなに雨が多くないのですが、
やはり梅雨時は雨が多いです。
今年は特に、いつもの年より、雨が多い気がします。
さて、梅雨に関係した話題を1つ。
梅雨で必要になるものと言えば、『雨具』ですが、
あなたは何を思い浮かべますか?
折りたたみ傘でしょうか?
雨合羽でしょうか?
私は、登山をたまにするので、
カッパを思い浮かべるのですが、
今年は、レインコートの売上げが非常に好調だそうです。
梅雨だからと言う理由の他に、
国家安全保障機関が絡んだ重大な理由があるようです。
レインコートの売上げに絡む
国家安全保障機関のただならぬ関係とは・・・
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本日のテーマ【自分で空を見る!】
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温帯低気圧に変化した台風が、
日本列島に雨を降らせて行きました。
あなたの地域に大きな被害はなかったでしょうか?
前回、雨具の話題をしましたが、
山登りに向かう時、
「今日は、雨大丈夫ですかね~?」
と聞いてくる方が、結構います。
山の天気は変わりやすいと言いますが、
おおまかな天気の流れ(晴れそうとか、降りそうとか)は
頭に入れておくべきと考えています。
前日に翌日の天気イメージが出来ていれば、
持ち物のチェックや服装の対策が良くなります。
結果、自分の身を守ることにつながりますので、
天気の把握はぜひしましょう。
今は、新聞もテレビもラジオもインターネットも、
スマホもありますから。
さて、天気予報とは別に、
『観天望気』と言うものがあります。
天気に関係する、経験的な言い伝えのようなものです。
この中には、迷信と片付けられず、
ある程度の科学気象的な裏付けがあるものもあります。
観天望気の中から、3つ、ある程度当たるものを紹介します。
1.夕焼けは晴れ、朝焼けは雨
日本の場合、偏西風の影響で天気はだいたい西から東に移ります。
そのため、西の空が晴れていると、翌日は晴れやすくなります。
一方、朝焼けの場合は、高気圧(=晴れ)と低気圧(=雨)が
関係しています。
高気圧の次には低気圧が来やすい傾向があるため、
朝、東の空が晴れた時は、「次第に天候が崩れるかも」
との予測になります。
2.朝の虹は雨、夕方の虹は晴れ
上にも挙げた、偏西風とも関係ありますが、
虹は太陽の反対側に出るものです。
また、湿気の高い空気に光が当たった時に虹になります。
そのため、
朝の虹(西の空が湿っている←これから雨になりやすい)
夕方の虹(東の空が湿っている←雨雲が過ぎ去った)
と言う、予測が立てられるのです。
3.山が笠をかぶると雨
傘ではなく、『笠』です。昔話の笠地蔵(かさこじぞう、とも)
に出てくる笠です。
この、笠形の雲が山の上にかかることです。
『笠形の雲が山の上にかかる』と言うことは、
湿気の多い上昇気流を持っている低気圧(雨が降りやすい)が
近づいている状態です。
実際、富士山に笠形の雲がかかると、
24時間以内に70%以上の確立で雨が降り出すそうです。
天気に限らず、空に思いを馳せることは、
気持ちのリラックスにもなりますね。
どうぞ、楽しい山登り・アウトドアを!
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私が子どもの頃は、
今ほど天気予報の精度が高くなかったので、
靴を蹴り上げたり、てるてる坊主に願掛けしたりして、
翌日の天気が晴れになるよう、願っていました。
てるてる坊主への願掛けは結構効果が有った気がするのですが、
一緒に行く人の中に、
強力な晴れ男、晴れ女がいたのかも知れません。
最後までありがとうございました。
ご意見・ご感想は、お気軽にお寄せ下さい。
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本日のテーマ【危険生物は意外と近くにいます】
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日中の日差しは暑く感じるものの、
半月前と比較して、だいぶ過ごしやすくなってきました。
(ちなみに、兵庫県瀬戸内海側の感じ方です。)
山登りやアウトドアに気持ちよいシーズンですが、
この時期に危険度が急上昇する生き物がいることを
あなたはご存じでしょうか?
それは・・・、
『スズメバチ』です。
登山やハイキングで遭遇する危険生物のうち、
ニュースや話題に良く挙がるのはクマですが、
事故件数や死者数を見ると、圧倒的に
ハチの被害が上回っています。
2013年のハチ刺傷による死亡者は24人で、
記録のある1983年以降、二桁を下回ったことはありません。
(2014年9月11日に発表された厚生労働省の統計結果)
年間10人以上の死者が出ることはまれな、
クマやヘビに比べると、圧倒的に多い数字だと
感じてもらえると思います。
詳しい数は分からないものの、蜂に刺される事故は
年間1000件以上と言われています。
さて、どうすれば
ハチ刺されの事故を防ぐことができるでしょうか。
やりやすい対策から挙げて行きます。
1.明るい色の服装にする
ハチは黒や濃紺など、濃い色に攻撃しやすい傾向があります。
巣を襲うクマを見つけやすくためと言われています。
白や水色など、明るい色の服装をお勧めします。
また、長袖長ズボンで肌の露出を防ぎましょう。
2.同じ種類のハチが複数匹いるところに近づかない
単独行動のハチは何もしなければ攻撃しません。
ただし、巣を防衛しているハチは別です。
ハチが複数いるのは、巣が近い場合が多いです。
3.ハチが近づいても振り払わない
ハチが登山道上を移動中であったり、
飲み物や整髪料の匂いにつられたりして、
近づいてくることがあります。
恐いので、つい振り払ってしまいそうになりますが、
素早い動きに反応して、ハチが攻撃しやすくなります。
ゆっくりとした動作で振り払って下さい。
また、身をかがめることで、頭上を通過することも
よくあります。
4.とにかく巣から離れる
パニックになりやすいのが、
地面の中にある巣を踏み抜いてしまったり、
気が付かずに頭上の巣を揺すってしまったりした時です。
エンジン音のような猛烈な羽音と共に、
あっという間に働き蜂に囲まれてしまいます。
こんなときは、とにかく巣から逃げて下さい。
巣から80~100m離れれば追ってこないようです。
道がある場合、20秒ほど走れば、
100m離れることができるでしょうか。
それでも、タイミングが悪く
ハチに刺されてしまうことがあります。
そんな時は次の3ステップで治療を試みて下さい。
1.毒を取り除く
指での絞り出しや、吸い出し(飲み込まないように注意)で、
体内の毒を出来るだけ少なくします。
市販のポイズンリムーバーを使うと、上手く吸い出せます。
ポイズンリムーバーを使う時は、
刺された場所を20~30分以上、吸い出し続けます。
2.傷口を冷やす
近くに沢があれば、沢水につけて冷やします。
腫れや痛みを抑えると共に、毒の吸収を遅らせる効果が有ります。
氷のうや保冷剤でも効果が有ります。
3.薬を使用
はれや痛みがひどいときは、ステロイド軟膏を塗ったり、
抗ヒスタミン剤を服用します。
以前から言われている、アンモニア水や尿は
『全く効果が有りません』。
アンモニア水が直接ハチ毒と触れた場合は、
ハチ毒を分解出来るそうですが、
しかし、アンモニア水は皮膚に吸収されないので
刺された後に皮膚に塗っても『全く効き目がありません』。
以上の対策、処置で被害を最小限に抑えることができます。
しかし、
ハチに刺された後で、『めまい、嘔吐、呼吸困難など』が出た時は
迷わず、救急車を呼んで下さい。
『アナフィラキシーショック』の可能性が高いです。
実はハチ刺されの死因の多くが『アナフィラキシーショック』なのです。
アナフィラキシーショックは、同時に多くの蜂に刺されたり、
複数回刺されたりした場合に、
ハチ毒に対しアレルギー反応を起こすことです。
沢山、恐くなることを書いてしまいましたが、
一番の対処方は、蜂の姿や羽音(バイクのエンジンみたいな音です)を
見たり聞いたりしたら、近づかないことです。
『君子危うきに近寄らず』です。
どうぞ、楽しい山登り・アウトドアを!
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私は、スズメバチに刺された事は無いのですが、
近い種類のアシナガバチに10回近く刺されています。
犬の散歩中に巣を蹴ってしまったり、
物干し竿に巣があることを気が付かなかったり、
藪漕ぎ中、知らぬ間に刺されていたり、
などなどです・・・。
アナフィラキシーショックになる可能性があるので、
できる限りの対策をして出かけて行きます。
簡単に携帯できる、『ポイズンリムーバー』は
オススメです。
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最後までありがとうございました。
ご意見・ご感想は、お気軽にお寄せ下さい。
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本日のテーマ【残暑の熱中症にご注意】
本日のテーマ【残暑の熱中症にご注意】
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9月も後半となり、私の住んでいる兵庫県では、
朝晩がだいぶ涼しくなってきました。
日中の気温が下がってくると、
つい熱中症のことを忘れてしまいますが、
まだ気を抜いてはいけません。
私も忘れがちになるので、自戒の念を込めて
書き記したいと思います。
最高気温が25℃を下回り、『夏日』でなくなると、
かなり秋めいてきた感じがします。
しかし、22~23℃でも熱中症になる人はいます。
なぜ、低温でも熱中症になるのでしょうか?
それは、『高湿状態も熱中症を引き起こす』ためです。
どのような時に高湿状態になるのか?
一例を挙げますと・・・、
1.木曜日から金曜日にかけて台風による暴風雨が通過
2.土曜日は台風一過により、強い日差し
3.地面に含まれた水分が急激に蒸発し、湿度上昇する
このような状況が高湿状態となり、
熱中症を起こしやすくなります。
高湿状態ですと、汗が乾きにくくなって、
体温がなかなか下がりません。
また、直射日光を直接受けると、体温が上がりやすくなり、
これも危険です。
つば広の帽子等で、直射日光を遮って下さい。
つば広の帽子等で、直射日光を遮って下さい。
さらに、水分+塩分の補給が熱中症予防のコツです。
喉が渇く前に、コマメに水分+塩分補給をしましょう。
どうぞ、楽しい山登り・アウトドアを!
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『多湿でも熱中症』で思い出すのは、
以前行った、南の島の森の中です。
その時の印象を言えば、
サウナの中を歩いている感じ・・・。
しかも、登山・・・。
多湿って本当に怖いです。
「侮ることなかれ」です。
最後までありがとうございました。
ご意見・ご感想は、お気軽にお寄せ下さい。
今回のテーマは、『熱中症対策』です。
最近、急に暑くなったり、夜はぐっと冷え込んだり、温暖の差が
激しいですね。
あなたは、体調崩していませんか?
近年、暑い日の割合が増えてきて、涼しいと思われている北海道でも
熱中症患者が急増しているそうです。
本格的に暑くなってくると、よく言われる熱中症対策ですが、
暑くなってからでは遅すぎます!
梅雨の今から始めて下さい。
なぜなら、高気温に慣れていない梅雨時の今だからこそ、
『熱中症になりやすく、対策の有無が生死を分けることにつながる』
のです。
熱中症対策の基本ですが、
『のどが渇く前に水を飲む』ことです。
のどが渇きすぎてしまうと、体内の塩分濃度を保つために水分吸収が
出来なくなることがあります。
ですから、『のどが渇く前』です。
少量の水をこまめに(1時間に2~4回)供給して下さい。
ちなみに、1度に500ml以上飲んでも、塩分濃度を保つため、
吸収されません。あくまでも『コマメに』です。
また、帽子やタオルなどで、日差しを遮ることも効果が有ります。
まだ涼しい今のうちから、熱中症対策して、暑さに順応した身体に
しましょう。
どうぞ、楽しい山登り・アウトドアを!
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今の小学生の『赤白帽子』には、首筋をガードする垂れが
付いているんですね~。
私が小学生だった頃は、もちろんありませんでした。
水を飲まずに運動することが当たり前の時代ですから。
時代に合わせて服装も少しずつ変わり、身体を護りやすくなっています。
服装+心がけで、元気に過ごしたいですね。
最後までありがとうございました。
ご意見・ご感想は、お気軽にお寄せ下さい。
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