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前回に引き続き、ICTで生き残る山登りの話題です。

山登りするのに、ついて行くだけなんてモッタイナイです。
自分で地図を見て、予定ルートを見て大まかな想像をすると、ペース配分もつかめます。

でも、そのために地図を買うのはモッタイナイと思うかもしれません。
5年くらい前まではそうでしたね。
でも、現在は政府公認で電子地図を配布しています。

例えばここ、

電子国土ポータル

ここの 「標高がわかるWeb地図を見る」などは、右クリックで標高が出るほどの親切設計です。
さらに細かい情報も国土地理院国土交通省から提供されているので、電子データの取り扱いを
してみたい方はいかがでしょうか?
 
電子データを組み合わせて表示するのに便利なソフトがあります!「カシミール3D」と言います。
地図と標高を組み合わせて、鳥瞰図の作成やハンディGPSとの連動が簡単にできます。
しかも、このソフト無料なんです!さらに、オンラインで政府系機関配信の地図や標高もソフト内でダウンロード出来るので、すぐに鳥瞰図が作れます。
私、趣味の登山や仕事の計画立てに、大変お世話になっております。
使ってみたいけど、よく分からない方は、コメント欄に書き込んで頂いたら、お答えします。すぐに分からなかったら、必死のパッチになって勉強します。

こんな鳥瞰図が作れます。



カシミール3Dに興味が出たらここをクリック!
カシミール3D


また、ハンディGPSですが、現在はアメリカのGPS衛星、日本の気象衛星「ひまわり」、準天頂衛星「みちびき」(配備中)、ロシアのGRONASS衛星の信号を受信できるようになったので、大変精度が向上しました。

米国のGARMIN社が作っているGPSシリーズが使いやすいと思います。
機能によって2万円~10万円と違いがあるのですが、自分の使いやすいものを選んでみては?

eTrex 10J:地図は無しで、位置登録+ルート記録です。最低限の機能ですが、電池の持ちが良く、安いです。



eTrex 20J:地図がGPS本体で見られるようになります。


 
eTrex 30J:地図の閲覧+気圧高度計+電子コンパス(停止していても正しい方角を示す)が使えるようになります。



Oregon 550TC:上記の機能に加えて、カメラ撮影機能が付きました(もちろん写真に緯度経度が自動記録されます)。最強です(でも高い)。


服の装備と共に、このような電子機器の装備も一考されてはどうでしょうか?


あっ、そうそう、カシミール3Dのソフトは無料配布されていますが、このような解説本
もありますよ。自習してみたい方はいかがでしょうか?


かなり興奮して燃え上がってしまい、長くなってしまいました。すみません。

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