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山岳遭難は、経験論で語られがちです。

「最近の登山事故の傾向は・・・」「組織に加入していない登山者の無謀な計画が・・・」

などと言われていますが、多くは、その人の経験に基づいています。

その経験論からの脱却を目指して、長年警察に蓄積されていた山岳遭難の記録をもとに、遭難の理由を分析した書籍です。

こんなにデータを元に分析している登山関係の本は、これ以外に見たことがありません。

経験的に言われている「魔の2時」は実際の事故件数と比較してどうなのか?「道迷い」が発端となる事故はどの位の割合なのか?

また、年代別、男女別などの分析による鋭い切り口で、遭難理由を明らかにしてゆきます。

さらに、方向音痴が「道迷い」を防ぐための、PLP法の習得についても述べられています。


やや教科書みたいな本ですので取っつきにくいかもしれませんが、データ解析や実験が好きな方におすすめします。


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前回に引き続き、ICTで生き残る山登りの話題です。

山登りするのに、ついて行くだけなんてモッタイナイです。
自分で地図を見て、予定ルートを見て大まかな想像をすると、ペース配分もつかめます。

でも、そのために地図を買うのはモッタイナイと思うかもしれません。
5年くらい前まではそうでしたね。
でも、現在は政府公認で電子地図を配布しています。

例えばここ、

電子国土ポータル

ここの 「標高がわかるWeb地図を見る」などは、右クリックで標高が出るほどの親切設計です。
さらに細かい情報も国土地理院国土交通省から提供されているので、電子データの取り扱いを
してみたい方はいかがでしょうか?
 
電子データを組み合わせて表示するのに便利なソフトがあります!「カシミール3D」と言います。
地図と標高を組み合わせて、鳥瞰図の作成やハンディGPSとの連動が簡単にできます。
しかも、このソフト無料なんです!さらに、オンラインで政府系機関配信の地図や標高もソフト内でダウンロード出来るので、すぐに鳥瞰図が作れます。
私、趣味の登山や仕事の計画立てに、大変お世話になっております。
使ってみたいけど、よく分からない方は、コメント欄に書き込んで頂いたら、お答えします。すぐに分からなかったら、必死のパッチになって勉強します。

こんな鳥瞰図が作れます。



カシミール3Dに興味が出たらここをクリック!
カシミール3D


また、ハンディGPSですが、現在はアメリカのGPS衛星、日本の気象衛星「ひまわり」、準天頂衛星「みちびき」(配備中)、ロシアのGRONASS衛星の信号を受信できるようになったので、大変精度が向上しました。

米国のGARMIN社が作っているGPSシリーズが使いやすいと思います。
機能によって2万円~10万円と違いがあるのですが、自分の使いやすいものを選んでみては?

eTrex 10J:地図は無しで、位置登録+ルート記録です。最低限の機能ですが、電池の持ちが良く、安いです。



eTrex 20J:地図がGPS本体で見られるようになります。


 
eTrex 30J:地図の閲覧+気圧高度計+電子コンパス(停止していても正しい方角を示す)が使えるようになります。



Oregon 550TC:上記の機能に加えて、カメラ撮影機能が付きました(もちろん写真に緯度経度が自動記録されます)。最強です(でも高い)。


服の装備と共に、このような電子機器の装備も一考されてはどうでしょうか?


あっ、そうそう、カシミール3Dのソフトは無料配布されていますが、このような解説本
もありますよ。自習してみたい方はいかがでしょうか?


かなり興奮して燃え上がってしまい、長くなってしまいました。すみません。

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面白い熱中症対策を見つけたので、取り上げます。


以前、熱中症対策には、水分+塩分と書きました。さすがに塩水は飲みづらいので、多くの人はスポーツドリンクや、お茶+塩飴などで、摂取していると思います。

この、水分+塩分を変わった方法で摂取している話が、新聞の投稿欄にありました。

なんと、めんつゆを麦茶で伸ばす方法です。

詳細な方法としては、
  1. めんつゆの濃縮液と麦茶を用意します。
  2. めんつゆを麦茶を使って、規定量の倍に薄めます。3倍希釈のめんつゆだったら、6倍希釈ってことです。めんつゆ:水=1:2なら、めんつゆ:麦茶=1:5になります。
これだけです。
これを、のどが渇いたら飲んで下さい。たしかに水分+塩分が摂取できますね。
出汁もきいていて、おいしいです。
私は、そうめんやそばが大好きなので、なおさらです。

濃いなーと思ったら、少し麦茶を足して、飲みやすい濃度にして下さい。


まだまだ、暑い日があると思いますので、試してみては、いかがでしょうか?








定番のめんつゆです。


梅味はいかがでしょうか?






水出しでもお湯だしでも出来る麦茶です。夏場は(我が家では他の季節も)重宝します。



煮出すのが面倒な方、すぐに麦茶を使いたい方はこちら。



麦茶じゃなくて、ノンカフェインの健康茶が良い方はこちら。

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えーっと、ICTってご存じでしょうか?

IT(information technology:情報技術)→ ICT(Information and Communication Technology: 情報通信技術

と言われるようになってきているのですが(政府主導で)、まだITの方が馴染みかもしれません。


まあ、それはさておき、以前言ったように、私はこのICTにとても助けてもらっています。
ICTを使うのは、「通信」に重きを置きたいからです。


さて、そのICTの恩恵を受ける機械は、GPSなんですが、最近になって凄く進歩しました。


私が最初に使い始めたのは、「ポケナビ マウントミニ(現在は生産中止)」というものなんですが、地図だけの時と比べて、飛躍的に道迷いがなくなりました。


当時使用していたGPSは、地図の表示は出来なくて、位置登録+ルート記録が主だったんですが、
駐車場と目的地、分岐点を位置登録し、ルートを見ながら引き返す事が出来るようになりました。

現在はスマホのGPSなどもありますが、堅牢、防水、単3電池が使えるということでは、ハンディGPSが使いやすいと思います。


おっと、自分の大好きな分野の話なので、ついつい盛り上がってしまいます。
今回は一旦この辺りで区切って、次回また話を続けますね。

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黄色と黒の怖いものって、何だと思いますか?

スズメバチです。多くの方はきっとあったことがあると思います。

今回は、山登りやアウトドアで遭遇するハチについての記事です。


スズメバチ以外にもハチは沢山いるのですが、それらのハチは恐れることはありません。
巣に近づきすぎたり捕まえていじらない限り、滅多なことでは刺しません。

ただし、スズメバチだけは好戦的で何もしなくても刺すことがあるので、注意が必要です。
人間もエサの1つだと思っているのでしょうか?
 ※スズメバチは昆虫や動物の肉をエサにしています。

大事な事は3つです。

1.黒い帽子をかぶらない。
  黒色に対してより攻撃的になると言われています。一説にはクマと闘うためだとか。

2.手で払わない
  払うと反撃してきます。

3.ぐっとかがんで、身を低くする。
  スズメバチの飛ぶ高さは人の腹ぐらいです。それより低くしゃがめば、上を通過します。

スズメバチがいる時に、何もせず、じっとするのは冷や汗もんですが、ぜひ堪えて下さい。



私は、スズメバチに刺された事はたぶん無いのですが、アシナガバチに4回くらい刺されています。
こいつらも、黒と黄色の恐怖です。
まあ、巣を蹴ってしまったり、庭先にある巣に気づかず真横に立ってしまったりとこちらの不注意ばかりです。
ちなみに「たぶん」と書いたのは、1回だけ腕が急に痛く腫れたことがあり、ハチの種類が分からないためです。
こんなに刺されていると、アナフィラキシーショックが心配ですね。  



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