初心者向けの登山・アウトドア等に役立つ情報を提供して行きます。
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今回のテーマは、『登山はゆとりを持って』です。
富士山が世界文化遺産登録されてから一年経ち、
相変わらす富士山登山が人気のようです。
ただ、昨年一年間の富士山で救助された人は、
113件121人(死者13人)で、過去最多を記録しています。
多くが遭難や高山病での救助です。
多くが遭難や高山病での救助です。
(読売新聞平成26年6月23日の記事を参考にしています)
こんなに救助される人が増えたのは、ただ登山客が増えたから
ではありません。
ハイヒールなどで登山する「軽装登山」や、
休憩を取らず徹夜で登って降りる「弾丸登山」が原因なのです。
はっきり言って、山をナメているとしか考えられません。
近所の公園の山を登るのと、勘違いしないでください。
標高3776mですよ。
日本一ですよ。
普段、標高500mも無いところで生活している人が
急に3000mまで登れば、身体が慣れないはずです。
しかも、徹夜で日帰りなんて、危険すぎます。
それをトレーニングとして生活に組み込んでいるならともかく、
趣味で登山を楽しむ人は、こんな無謀な登山は止めて下さい。
あなたは、こんなにも無謀な登山はしていませんよね?
さて、最近のメルマガでご紹介したアドバイスのうち、
「具体的な商品を教えてよ~!」
と思われたかも知れません。
ハイ!承知しました。
ハイ!承知しました。
私が調べたり使ったりしてみて、良さそうだなと思ったものを
ご紹介します。
私が愛用している「スパイク地下足袋」です。
「登山靴が、ちょっとしっくりこない」
「甲高で合う靴が無い」
と言う時に試してみたらどうでしょうか?
(私は、非常に甲高な足をしています)
残雪が残る山には必須のアイテム、
アイゼンです。
本格的な雪山登山で無ければ、4本爪が履きやすいです。
準備予算に余裕があれば、蒸れ防止のカッパをオススメします。
非常食と言っても、特別なもので無くて良いのです。
例えばこんなものを。
天然ミネラルの麦茶と、身体の浸透圧に合わせて調整されたスポーツドリンク、
どちらも良いですが、連日飲み続けるようであれば、麦茶をオススメします。
本当に困った時は、体温の維持が必須です。
冷えすぎたり、暑すぎることは命を危険にさらします。
エマージェンシーシートは、100円均一ショップでも売っていますので、
ぜひとも、ザックの隅に入れておいて下さい。
実際に登山用品店に行って、手に取ってみるのも楽しいですね。
どうぞ、楽しい山登り・アウトドアを!
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スポーツ観戦の「弾丸ツアー」は良いと思いますが、
「富士山 登山で『弾丸ツアー』は余りにも無茶だ」、と思い、
今回の記事を書きました。
趣味、楽しみの登山なのに、体調を崩しては台無しです。
ゆとりを持って、楽しく行きましょう。
最後までありがとうございました。
ご意見・ご感想は、お気軽にお寄せ下さい。
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今回のテーマは、『熱中症対策』です。
最近、急に暑くなったり、夜はぐっと冷え込んだり、温暖の差が
激しいですね。
あなたは、体調崩していませんか?
近年、暑い日の割合が増えてきて、涼しいと思われている北海道でも
熱中症患者が急増しているそうです。
本格的に暑くなってくると、よく言われる熱中症対策ですが、
暑くなってからでは遅すぎます!
梅雨の今から始めて下さい。
なぜなら、高気温に慣れていない梅雨時の今だからこそ、
『熱中症になりやすく、対策の有無が生死を分けることにつながる』
のです。
熱中症対策の基本ですが、
『のどが渇く前に水を飲む』ことです。
のどが渇きすぎてしまうと、体内の塩分濃度を保つために水分吸収が
出来なくなることがあります。
ですから、『のどが渇く前』です。
少量の水をこまめに(1時間に2~4回)供給して下さい。
ちなみに、1度に500ml以上飲んでも、塩分濃度を保つため、
吸収されません。あくまでも『コマメに』です。
また、帽子やタオルなどで、日差しを遮ることも効果が有ります。
まだ涼しい今のうちから、熱中症対策して、暑さに順応した身体に
しましょう。
どうぞ、楽しい山登り・アウトドアを!
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今の小学生の『赤白帽子』には、首筋をガードする垂れが
付いているんですね~。
私が小学生だった頃は、もちろんありませんでした。
水を飲まずに運動することが当たり前の時代ですから。
時代に合わせて服装も少しずつ変わり、身体を護りやすくなっています。
服装+心がけで、元気に過ごしたいですね。
最後までありがとうございました。
ご意見・ご感想は、お気軽にお寄せ下さい。
今回のテーマは、『登山用品を正しく使うこと』です。
登山がブームになって、山登りする人が増えることは良いことだと
思います。
しかし、ファッション化してしまい、登山用品の使い方を間違えると
危険を招くこともあります。
今回話題にするのは、スパッツです。
スパッツと言われるものは、2種類あり、
1つは、タイツ、ズボン下と呼ばれる腰から足先までを覆うもの、
もう1つは、すねから足首にかけて覆うもの
です。
今回は、後者のすねから足首にかけて覆う『スパッツ』について
お話しします。
このスパッツの目的ですが、靴やズボンの汚れ、濡れ対策です。
雪やぬかるみがある場合は、積極的に使いましょう。
でも、乾燥した登山道や登山後の駅まで履きっぱなしと言うのは
どうでしょうか?
足下に通したゴムが痛みますし、脱水症状の原因にもなるんですよ。
膝下は良く動かす部位ですし、かなりの汗をかきます。
汗をかくと言うことは体温調節に役立っているのですが、
スパッツを履きっぱなしだと、熱や水分がこもり、
体温調節が難しくなります。
ぬかるみが無いような炎天下の日に、スパッツを履くことを
進めないのは、このような理由からです。
登山用品は便利な反面、使い方を間違えると、デメリットもあります。
正しく登山用品を使って、元気に家まで帰りましょう。
どうぞ、楽しい山登りを!
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スパッツを履く人から、「マムシに噛まれないように」と聞いたこと
がありますが、そこまで気にしないで良いと思いますよ。
多くの人が勘違いしていますが、ヘビが積極的に人を襲うことは
有りません。断言できます。
ヘビが人を襲うのは、自分の身が危険だと思うからです。
例えば、逃げ場の無いところにヘビを追い詰めたり、
うっかりヘビを踏んだり、手で押さえてしまった場合です。
私の様に、道無き道を進む場合はそのようなこともありますが、
普通の登山道ではまずありません。
登山者が少なくて、ひなたぼっこをしているヘビがいても、
人に気が付けば、すぐに物陰に隠れます。
ヘビも自分より大きな人間が怖いんです。
捕まえて、お酒に入れようとする人もいますからね。
最後までありがとうございました。
ご意見・ご感想は、お気軽にお寄せ下さい。
今回のテーマは、『遭難者が増えている』です。
以前にも遭難者が増えていると紹介しましたが、
昨年は、さらに増えてしまったそうです。
本当に痛ましいことです。
朝日新聞の記事『山の遭難、史上最多の2713人 10年で1.7倍増』
↓
不意のケガや事故であれば、仕方の無いことかもしれませんが、
警察庁の見解では、
「準備不十分の初心者が、事故に巻き込まれる」
事が相次いでいるとのことです。
いくら登山ブームとはいえ、小学生の遠足の気分ではいけません。
美しい面と恐ろしい面を持つのが自然です。
準備をしっかりして、自然を楽しみ、大切な人たちが待つ家まで
ちゃんと帰るところまでが、1セットです。
それが自然&自分を愛するってことです。
記事にもありますが、夏山で気をつけるポイントです。
1.雪が残るルートの場合は冬装備が必要
雪渓があるところでは、アイゼンが必須です。
個人的には地下足袋もオススメですが、あなたの判断で
使い分けて下さい。
2.冬用の防寒着の準備を
上から羽織れる、フリースやカッパの携帯をオススメします。
水分で発熱する下着も、荷物に余裕があれば良いかも。
3.非常食は、1日分は用意して登る
荷物に余裕があれば、チョコレートやキャンディで良いでしょう。
私はいつも、固形携帯食を持ち歩いていました。
2食分で約200円、大きさは15cm×15cm×2cm位です。
空腹で歩けなくなる、シャリバテにも効き目があります。
4.しっかり水分補給をする
蒸し暑い日は、熱中症が心配です。
のどが渇く前に、塩分や糖分、ミネラルと一緒に水分摂取が
良いです。
5.万が一遭難したら、救助要請をして、むやみにその場から動かない
夕方から夜にかけては寒くなることもあります。
レスキューシートなどにくるまって、しのぎましょう。
また、薄暗くなってきた時に、ライトがあれば助かることも
有ります。小さな防水ライトの携帯をオススメします。
とにかく、これを読んでいるあなたには、家まで楽しく帰ってきて
もらいたい!「家に帰るまでが山登り」ですから。
どうぞ楽しい山登りを!
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えー、仕事の忙しさにかまけて、
ブログ更新を怠けまくっていました。
誠にすみません。
新聞の記事を見て、「このままではいけないッ!」と思い
自分のブログ開始時の気持ちを再確認させられました。
また、初心者に役立つ情報をピックアップして、お届けして行きます。
最後までありがとうございました。
ご意見・ご感想は、お気軽にお寄せ下さい。
今回のテーマは、雪山体験談です。
今まで何度かスパイク地下足袋で山登りをしていると書きましたが、
雪山に登ったことはありませんでした(仕事では基本的に冬は登らな
かったので)。
たまたま積雪のある山を登る機会がありましたので、地下足袋がアイ
ゼンの代わりになるものか、確かめる良いチャンスと思いました。
まず結論から言いますと、寒くて、冷たいです。
やはり、足にフィットする布なので防寒がありません。
5cm位の積雪だったので、染みこむことはあまりありませんでしたが、
もっと積雪が多い時は辛いでしょう。
ただし、本来の目的である滑り止め効果はバッチリです!
天気が良くて、少し残雪があるくらいの山ならば良いかも知れません。
そうでなければ冬場の地下足袋は、お休みが良さそうです。
さて、4月に入り、暖かくなってきましたね。
山登りするのも良い季節になってきました。
どうぞ楽しい山登りを!
ぎっくり腰の経過を見ながら、少し冬眠(サボり?)しておりました。
また、様子を見ながら記事を書いていきたいと思います。
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